排煙脱硫装置
水酸化マグネシウム法 | 石灰石膏法 | 海水法 | 苛性ソーダ法 |
水酸化マグネシウム法
水酸化マグネシウム【Mg(OH)2】を吸収剤として、排ガス中SO2を除去します。吸収されたSO2は、MgSO4の水溶液として排出します。 | |
■特徴 | |
・水酸化マグネシウムは石灰に次いで安価です。 ・プロセスがシンプルで運転・設備保守が容易、装置がコンパクトです。 ・スケールトラブルがありません。 ・酸化処理後のMgSO4はそのまま系外に放流できます。 |
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■吸収塔の構成 | |
多孔板式(モレタナ) モレタナは、さまざまな開口率による設計されている無堰式多孔板です。ガスと吸収液の接触効率が非常に高く、ばい塵を含むガス処理も可能です。 |
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■実績 | |
石灰石膏法
石灰石(CaCO3)スラリーを吸収剤として使用し、排ガス中のSO2を除去します。吸収されたSO2は、最終的に石膏として回収します。 | |
■特徴 | |
・石灰石が最も安価なため、吸収剤のランニングコストが安いです。 ・副生成物である石膏を回収できます。 ・他の方法と比較して排液量がもっとも少ないです。 |
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■吸収塔の構成 | |
スプレー式 ノズルから吸収液をスプレー状に噴霧してガスと接触させ、ガス中のSO2を除去する方式です。 |
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■実績 | |
海水法
海水を吸収剤として使用し、排ガス中のSO2を除去します。吸収されたSO2は、曝気により可溶性の硫酸塩に戻された後、海へ放流されます。 | |
■特徴 | |
・吸収剤は海水のみで、薬品が不要です。 ・プロセスが非常にシンプルで運転・設備保守が容易です。 ・吸収後に副生成物がありません。 ・使用された海水は曝気後に海に放流できます。 |
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■吸収塔の構成 | |
対象となる排ガス条件に合わせて、適切な吸収塔の構成を ご提案します。 ●多孔板式(モレタナ) モレタナは、さまざまな開口率による設計されている無堰式多孔板です。ガスと吸収液の接触効率が非常に高く、ばい塵を含むガス処理も可能です。 |
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●ネオブリッド式 吸収塔内にモレタナ板と充填材を組み合わせて、比較的に低ランニングコストでガス中のSO2を効率よく除去します。 |
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■実績 | |
苛性ソーダ法
苛性ソーダを吸収剤として使用し、排ガス中のSO2を除去します。吸収されたSO2は、Na2SO4の水溶液として排出します。 | |
■特徴 | |
・プロセスがシンプルで設備保守が容易です。 ・スケールトラブルがありません。 ・副生成物であるボウ硝を回収できます。 |
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■吸収塔の構成 | |
多孔板式(モレタナ) モレタナは、さまざまな開口率による設計されている無堰式多孔板です。ガスと吸収液の接触効率が非常に高く、ばい塵を含むガス処理も可能です。 |
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■実績 | |
脱硫装置オプション
オプション | 内容 | |
白煙(水蒸気)防止煙突腐食防止 | 脱硫装置+処理ガス昇温装置(アフターバーナー、など) | |
紫煙(SO3ミスト)防止 | 脱硫装置+湿式電気集塵機(湿式ESP) | |
脱硫廃液処理 | COD(酸化)、SS(脱水)、フッ素除去(樹脂吸着)、など | |
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