社員紹介インタビュー

幅広い機械の知識が学べる現場で

実務を通じて日々スキルアップ中。

入社3年目|上下水事業部上下水技術部 積算業務担当

子どもの頃から自然の中で遊ぶのが好きだったからか、環境や水に関わる仕事に携わりたいという思いが入社の決め手となりました。入社当初の研修やグループワークでは同期も先輩も良い人が多いと感じて安心しました。オフィスも綺麗で、配属された部署が水に関わる仕事だったのでとても嬉しかったのですが、「積算課って何?」と思ったことを覚えています。

プロジェクトのリアルな姿を弾き出す「積算」

「積算」はどんな業務ですか。

主な仕事は、クボタが納めた上下水施設の機器の修繕、整備を実施するためにかかる費用の算出です。
私が所属する上下水事業部の場合、営業担当がお客様の要望を聞いて、それを資料に取りまとめて、積算課へ費用算出の依頼をします。その時点ではまだざっくりとした資料の内容を具体化して実現するために工事内容、工事範囲、工事条件を決めることが積算課の主な仕事だと思います。
お客様の要望を受けて設計されたイメージを実際に工事ができるリアルな姿にする役割です。

具体的な仕事の内容を教えてください。

工事の費用を算出するためには、協力業者やベンダーへ適切な見積条件を提示し、見積もりを入手して、それを積み上げていくことが必要になります。工事内容を決めるために機器の整備履歴を調べ、工事範囲を明確にするために、交換部品の選定を実施します、工事条件を提示するために、施設の図面や過去実施した工事の資料を集め確認し、必要であれば現場調査を実施して現物を確認します。そうして集めた情報と見積条件をもとに見積依頼書を作成し、入手した見積もりと依頼内容を比較して、疑問点、不明点を無くしていくやり取りを協力業者、ベンダーとしていきます。
お客様が求めてることや営業担当の考え、施工のやりやすさ、安全対策など、深く考えて依頼書に反映することが重要で、そのための資料作りにかける時間の比重が多くなります。様々な機械の仕様や工事の方法など幅広い知識が要求されます。受注後は工事担当へ案件を引き継ぎますが、規模が大きかったり、内容が複雑な場合などはキックオフミーティングを実施して、どのような目的でどのような費用を積んでいるのか、施工の際に注意してほしいポイントなど詳細な説明をして工事担当に引き継ぎます。営業、工事、積算が効率的に連携することで数多くの案件や複雑な案件に対応することができる体制になっています。

様々な機械の知識獲得から拡がる可能性

これまでどんなスキルを身につけてきましたか。

いろいろな機械の知識が身につきます。機械を修繕するための積算をする場合、その機械の仕組みやそれぞれの部品の役割、修繕する場合の取り外し方など幅広くわかってないと明確な積算ができないので勉強が必要です。

機械の知識というのは・・・

たとえば最近ではクボタ製の汚泥処理機器のベルト濃縮機。下水処理施設でよく使われている汚泥を処理する機械で、下水を微生物の力で綺麗にしていく過程で発生する微生物の死骸や処理した後の余分な汚泥の水分を抜いて、処理しやすくするための機械です。
ほかにも、二軸のスクリュープレス脱水機、一軸のスクリュープレス脱水機、フィルタープレス脱水機、ベルトプレス脱水機・・・などいろいろな汚泥を処理するための機械があってそれに付随するポンプや、電動弁、水の流量を調整するための機械などあって、まだまだあります。本当に多種多様な機械に触れて積算していく必要があるのですが、そこが難しさでもあり面白さでもあります。
しっかり知識を学んで明確な原価を作れるように知識を習得していきたいと思っています。

他にスキルアップを目指していることはありますか。

修繕案件には1万円ぐらいの小規模なものから何億円レベルのものもあり、年間の案件数も多いので、優先順位の付け方とか、仕事の進め方などを改善して自分のキャパシティをあげていきたいと思っています。
また、仕事の密度という意味では案件の複雑さもポイントです。
複雑な案件になると図面と写真と文字で本当に細かい部分まで描いた資料が必要で、こうしたスキルも身につけたいです。工事担当者や業者に引き継ぐためには詳細に考えた資料が必要です。わかりやすい資料を作るのには時間も手間もかかります。
でも、入社した時は施工管理や機械の知識がなくてもサポートを受けながら進められるので大丈夫です。みんなスタートラインは同じで、そこから学んで仕事を覚えていくことができます。

安心のフォローが行動力を支えてくれる

学生時代の専攻は何でしたか

大学院では有機化学合成を専攻していましたが、今の仕事とは全く関係ありません。 でも、入社時に知識がゼロだからといって、周りと比べて遅れをとっているとは感じませんでした。 サポートしてくれる環境があるので、自分次第で成長できると思います。

知識はどうやって手に入れてきましたか。

積算をやりつつ過去の工事の中身、たとえば図面と写真を照らし合わせて、機械の構造をイメージしていくのですがこれがなかなか難しい。機械の構造、修繕の仕方、部品の取り外し方とかがわからないことには積算ができないと思い、工事中の現場や機器の分解作業をしている現場を見に行かせてもらい、学んでいきました。あとは会社のフォルダを漁ってみるといろいろ資料があるので、時間の合間に見て参考にしながら学んでいきました。

疑問などは基本的に積算課内の上司、先輩方と相談はするのですが、他部署と関わりを持ってこその積算かなとも思ったので、みなさんの意見もしっかりと聞いて、それを原価に反映させるようにしています。自分の知識が不足している段階ですし、工事担当のところに走っていって「ちょっといいですか」と時間をもらって聞くことはよくやっています。

仕事の楽しみややりがいは何ですか。

自分自身で積算した案件が無事受注できて、その工事が無事に終わったときは案件の大小にかかわらずとても嬉しいです。ときどき出張もあり、現場でしか得られない情報収集や(積算後のフィードバックを得るために重要)、ご当地の名物や美味しいものが食べられるのも嬉しいですね。

毎回ミッションクリアの達成感がある

どのくらいで一人前になりますか。

本当にわからないです。考えるべきことは無限に出てくるので。多分、積算をやっているだけでは一人前にはなれなくて、理想で言うと工事課に行って現場をしっかり知って、さらに営業課に行ってお客様がどういう風に話されるのかを学んで、そして積算課に戻ってくることができたら、本当の一人前になるんじゃないかと思います。積算には積算の考え方があります。工事の流れや考え方も知っておかないといけないし。営業的な利益やと安全面のどちらもクリアした積算をするためには、営業も工事も広く知っている必要があると思います。

どんなところに達成感がありますか

どんな案件でも一つひとつが新しい案件です。同じ機械の修繕でも毎回仮設の足場の組み方ひとつとっても全然違う。費用はもちろんですが効率とか安全とか、そこら辺の考えを深めながら知識を総動員しながらやっているイメージはあります。
そういう意味では毎回ミッションをクリアしている、そういうところが達成感になっていると思います。